お先にどうぞ。
Osamu was uncomfortable with Americans in the elevators because Americans always looked and him and tried to talk. So he would try to avoid being in close areas with them. When an elevator stopped on his floor, he told the people “please! please!” They thought that he wanted them to hold open the door. What he really intended to say was “Please go ahead. I’ll wait for the next one.” Foreigners should learn short nice phrases. Americans will be happy to hear them.

エレベーターでの出来事です。アメリカの人達とエレベーターに同乗すると、いつも気さくに話しかけてくれます。しかし、英語に自信のない私にとっては、それがかえって気詰まりな状態になります。陽気な英語のジョークに顏をこわばらせる私。悪いことをしてしまったとでも言いたげな相手の当惑した表情。そんなわけで、エレベーターでは、「どうぞ、お先に!」と言って次を利用しようとするのですが、私があたかも、「ちょっと待って!ちょっと待って!」とでも言っているかのように、皆さん決まってエレベーターのドアーを開けて待っていてくれます。

親切なアメリカの人達は、あなたの言った "Please!" を "Please! hold the elevator!" 「ちょっと待って!」の意味と理解したのでしょう。「どうぞお先に!」との表現は "Please, go ahead!" となります。これは良く耳にする表現でもあります。 たとえば、スーパーマーケットのレジなどで、あなたが歯ブラシ1本だけを買おうとして列に並んだ時、カート一杯に買物をした前の人が順番を譲ってくれたり、あるいは、何人かの人と共にエレベーターを降りようとする際、親切にも "Please, go ahead!" 「お先にどうぞ」と言ってくれることもあります。エレベーターを降りる際、または別れ際などに、"Have a nice day!" 「良い一日を!」などと声をかけると、相手も "You too!" 「 あなたもね!」と応えてくれるでしょう。何気ない一言が、さわやかな一日をもたらしてくれます。

お先にどうぞ!
Please, go ahead!

お先にどうぞ

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